ブランディングされた企業

いったい何をブランディングするのかという点によりますが、おおよそ人々にはよく知られています。
たとえば、家電業界で松下製のコンポと聞いたら、一昔前は認知度が高くて高性能なコンポ、購入を検討することがあったと思います。

松下は数年前にパナソニックへと社名が変わっていますが、それでもなお故・松下幸之助が創業した企業として知られます。
こうしたケースは、企業の商品力が優れているのが前提としてあり、それが各種媒体を通じて知られていったということにほかなりません。
商品力を上げていく方策の一つがブランディングであり、それだけで成り立つものでもないし、企業にも商品にもなくてはならないものでもあります。

ほかに、トヨタについても、車の性能への信頼性があって成り立っているブランディングがあると思います。
ブランディングを構成しているのがいろいろとあり、性能はもちろんのこと、車体のデザインの美しさとか、載りやすさとか、シェアが業界1位をキープしつづけていくこととか、CMで魅力を流したり、何かの催しをやったりとか、そういうのがおそらくブランディングになるでしょう。
レースでトヨタ車が出場して活躍したりすると、ブランディングにつながっているということになります。
あまり実際の消費者に関係のないところでもブランディングされたような企業はあります。
たとえば、伊藤忠商事などです。
伊藤忠商事に勤めているというだけで、何をやっている人なのか帰国子女でないとなれないといったような基準があると思います。
総合商社であるから、英語など話せて当然、たくさんの人が話せる英語はもちろんのこと、むしろ他の外国語も知っているほうが人材としては有用であろうかと思います。
名刺にITOCHUと書いてあって、自分の名前があったら、この人は何かできる人ではと思わせぶりですが、明らかにブランディングの効果になると思います。

人材によりけりというところもあって、何もなしにブランディングされることはありません。
伊藤忠商事であっても外国語を流暢に扱うことができるという人材に支えられてそうなっているにすぎないから、日本語しか話せませんということではブランディングした効果とか意義は損なわれてしまうことになるはずです。
ブランドというのは、その分野において優位にある商品やそれを提供する企業であったりすると思います。
そうなるようにするのが、ブランディングになります。

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